今治に来春新たな高校が開校。この船出を共にしませんか?
学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校里山校

ABOUT 会社紹介

「歴史を動かす人材を今治から」/FC今治高校学園長 岡田武史

愛媛県今治市に、24年春に新たな高校が開校します。学園長を務めるのはサッカー元日本代表監督で、J3FC今治の代表取締役会長を務める岡田武史氏。しかし、「FC今治高校」は決してサッカー選手を養成する高校ではありません。 学校名にもなっている「FC」には”Future Creation"/"Fully Charged"/"Fun and Creation"などの意味が込められています。生徒が自ら経験を通して学び、答えのない世界で自ら未来を創る力を養う場作りに取り組んでいきます。開校までの立ち上げ期を共にする教員を募集いたします。今治というフィールドであなたの可能性を、共に広げてみませんか?

BUSINESS 事業内容

自分で、徹底的に判断し、選択しながら創っていく学校。それが、FC今治里山校です。

これからの時代を生き抜くための「キャプテンシップ」を育む場
私たちが育てたいリーダー像、それは「キャプテンシップ」を持つ人です。私たちが定義するキャプテンシップとは「主体性を持って困難に立ち向かい、仲間を巻き込みながら力強く、社会を変えていく力」のこと。FC今治高校では生徒の「キャプテンシップ」を育むため、様々な仕掛けを用意しています。 ■01.踏み出す 大学教授、実業家、社会起業家、著作家…様々な領域で活躍するエポックメーカーがリレー形式で行う必修講座。 ■02.体験する 瀬戸内の豊かな自然の中で、様々なAWE体験をしながら大志を抱く種を見つけ、これからの時代を生き抜くタフネスを獲得する体験型授業。 ■03.感性を磨く トップアスリート、アーティストとの対話から研ぎ澄まされた感性を養う月1回の体育と美術の特別授業。 ■04.抽象化する 具体と抽象を行き来し、体験的な学びを社会に変えていくための知性に換えるトレーニング講座。 ■05.探求する 里山スタジアムや地域資源をフル活用した未来創造探求ゼミ。地域で学びながら、これからの社会がどうなるか?社会を変えるために必要なものは何かを探求する。 このような仕掛けのもと、様々な角度から生徒の「学び」「探求」の場を作ります。 また、基礎教科の授業はAI・ICT教材を取り入れ実施。全員一律ではなく、公正な個別最適化の中で生徒一人ひとりが自分のペースで学べる体制を構築します。 全く新しい、前例のない「学びの場」作りに向け、今まさに急ピッチで準備を進めています。
教員採用向け オンライン説明会の動画を公開中です!
去る7月30日に教職員向けのオンライン説明会を開催しました。 鈴木寛先生より、当校が生まれることになった社会背景、当校が目指す教育の在り方などについてお話いただきました。また、準備室室長の辻より、里山校のビジョンの実現に向けてどのようなカリキュラムが設計されているのか、求める教員像についてなどをお伝えしました。 応募を検討いただいている方は、ぜひ下記URLより当日の動画を視聴ください。 https://youtube.com/live/T6jPTp9w-fg

WORK 仕事紹介

FC今治高校の教職員は、一方向に教える立場でなく、 子どもたちを望むところまでで送り届ける”コーチ”である

教職員自ら学び、生徒と共に夢を描く
■スタンス FC今治高校里山校では、教員を「先生」という呼称でなく「コーチ」と呼ぼうと構想しています。「生徒にものを教える人=先生、教わる人=生徒」という構図を脱し、教職員も、生徒も対等に「共に学びあう者」として関わります。 ■私たちが描く教員像 自らの強みを活かし、生徒の特性・可能性を引き出す人(明明徳) 自らが学び続ける姿勢をもち、生徒と共に成長できる人 自らの夢に向けて実践する姿を見せ、主役である生徒を後押しできる人 ■具体的にお任せしたいこと <開校(2024年3月末)まで> 開校準備期間となります。生徒募集に向けた説明会の企画や運営をはじめとする開校準備に向けた様々な業務を準備室長とともに行っていただきます。加えて、開校後にゼミや授業をもつ講師陣との連携にむけ、打合せや授業の企画にも関わっていただきます。 <開校後> 里山校の特徴は「単位取得のための学科授業」は最低単位に留め、それ以外の授業時間が「探求」の時間に充てられるという点にあります。ですので、教職員の方には、ご自身でいずれかの教科の担当として基本的な授業を行っていただくほか、生徒たちが「探求」を深めるための企画、外部講師との連携、プロジェクト運営などにも関わっていただきます。 前述のとおり、当校では「教員自らが自らの好奇心や夢に向け生徒とともに学ぶ姿勢」を求めています。今回新たに作る学び舎にて、自らの夢を実現するために行動したい、やりたいことを追求したいと考える方を求めています。

INTERVIEW インタビュー

辻 正太/FC今治高等学校 里山校 準備室室長
辻さんが教員を目指した背景、そして教員時代の経験について教えてください。
私は奈良県吉野町生まれの41歳です。東京大学教育学部卒業後、周囲の友人たちは大手企業へと就職する中、私は体育教師として子供たちの教育に向き合いたいとの思いから教員になることを決意、埼玉県の中高一貫校に11年間勤務しました。 教師時代の自分の在り方を今振り返ると「ザ・熱血教師」。進学校のサッカー部の顧問をしながら、担当するクラスで1人でも多く名門と言われるような進学校へと送り出すことにこだわり、生徒たちと向き合い過ごしました。中学1年生から高校3年生までクラス担任をし、そのうち12名が東大へと進学しました。 でも彼らを送り出して残ったのは「子供たちの牙を抜いてしまうような関わりをしていたのではないか」という問い。より、一人ひとりの本来もつ力を発揮するような関わりができないか?と自問自答し、次に3年間持ち上がりで担当したクラスの生徒とは関わり方を大きく変えることにしました。変えたのは、「牙を抜かず、持ち味を磨くこと」。こちらから何かを決めることはほぼせず、生徒の主体性を信じました。「やりたいことをやれ、でも自分たちでやると決めたなら責任も自分たちでとれ」と。結果、そのクラスの子たちは自分で選びとり行動する、そんなたくましさを備えて卒業していきました。 教員として彼らと関わった経験を経て、私の役割は「生徒に何かを教え込む、ということでなく、環境を作ることだ」と気づくに至りました。生徒自身が、自分の強みや好奇心と向き合い、それをいかんなく突き詰められる環境を整えること。あとは見守り、生徒自身が自分で決めて行動し、経験することをサポートすること。そのような教育を模索するため、私は教員をやめることを決意し、次のキャリアへと進みました。
教員を辞めた後はどのようなキャリアを歩まれたのですか?
教員を辞めた私は新しい学びの形を模索して、㈱BOLBOPに参画しました。妻が青森県の出身であった縁もあり、青森県弘前市に「コラーニングスペースHLS弘前」を立ち上げました。 私が青森県弘前市で実現したかったのは、学生が地域を舞台に学ぶ世界。そして学生が地域に出ていくことで、まちが刺激を受け、活性化するような仕掛けを作りたいと構想しました。「世代や地域を超えて、多様な人々がともに学び合い、未来を切り拓く」をコンセプトに、様々な角度から人材育成に取り組みました。その後、2020年1月に株式会社まちなかキャンパスを設立、起業し、今現在も青森県にて人材育成事業やまちづくり事業を行っています。
どのようなきっかけで「FC今治高校里山高」の校長になったのですか?
昨年5月末に、オンラインで岡田学園長のセミナーに参加したことが岡田学園長との最初の接点でした。そのセミナーで初めて岡田学園長が里山スタジアムを立ち上げ、まちづくりをするという話を耳にしました。学園長はその際に、「Jリーグ60チーム、Bリーグ50チーム、それぞれが地域に共助のコミュニティ作りをしたら日本は変わるのではないか。ベーシックインフラを構想し、これまでの事業を通じてコミュニティの中で衣食住が回る仕組みを目指してきたが、教育というピースが必要だと感じており、学校づくりに取り組むことにした」と語っていました。その話を聞き、セミナーの中で質問させていただいたこと、そしてFC今治の社長が私の大学時代の先輩であったことなどのご縁がつながり、後日今治で岡田学園長とお会いし、面談する機会をいただきました。 その中で学園長と意気投合したのは「教え込む教育ではもうなくなってきた。共に学び合う教育の在り方を目指したい。」という点。私自身の教員時代の反省や、その後まちづくりと教育をテーマに事業を行う中で経験したことをお伝えしながら、学園長の構想と、私自身の想いが交差するポイントが沢山あり、非常にワクワクする対話をさせていただきました。 その後も幾度か、学園長と時間を共にし、考え方をお聞きしたり、今後の構想を共にディスカッションする中で、里山校の校長となるお話を打診いただきました。 学園長はよく「遺伝子にスイッチを入れる」という言葉を使います。これは「安心安全の世の中になりすぎて、有事に対応できない人が増えている。子どもたちを育てないと、波瀾に満ちた世の中を生き抜くことができないのでは」という危機感からくる言葉です。私自身にも同じ感覚があり、共感しました。今回、新たに教育の場を作りますが、単なる学校を創るというよりは、共同体を作りたいと構想しています。
里山校はどのような学びの場になるのでしょうか?
全く新しい学びの場になると思います。学校作りに向けて集まっている方々は皆、「日本の学びを変えていく、アップデートしていく」という想いに溢れています。教えこむのではなく、そして「教育する」でもない。教員と生徒が垣根を越えて一緒に学び合う場になります。そこで働く先生たちも、生徒も一緒に学びを楽しんでいる、そんなコミュニティを作りたいですね。新しい価値観を共にするので、想定外のことや、大変なことも起きると思いますが、それすら楽しみ、新しいうねりを一緒に作っていきたいと思う人と共にこの機会をご一緒したいです。学び、教育、学校が変わっていく起爆剤になりたい、そんな先生を求めています。
どのような先生と働きたいですか?
1.自分のエンジンで、自分自身を駆動させられる人 まずは、自分で突き進める人ですね。うまくいくかどうかわからないけれど、やってみないと分からない、そんなことばかりが起きると思いますがそのような不確定な中を進んで行く強さを持つ人がいいですね。一般的な組織では「報・連・相」をせよと言われると思いますが、ここでは必要ありません。「やってみて、失敗しました!」と、事後報告をくれるくらいでもいいです(笑)。とにかく自分の強みを惜しみなく出し、自分の想いでコミュニティを動かしていく人でないと務まらないように思います。力強くこの社会を変えようとしている人がいいですね。すでに自ら動いている位の人を歓迎します。 2.常に学びのスタンスを持っている人 加えて、「教え込んでやろう」という上から生徒を見ている感じではなく、「生徒から、地域から、保護者から、誰からでも学べる」というスタンスを持っていることも大事です。 3.学びの欲求を持っている人 岡田学園長も、よく本を読み、そこから取り入れるものは実践しようというスタンスを持っている方ですが、常に学びに貪欲に向き合い実践に繋げていこうとする人がいいですね。もう、「とりあえず走ってみよう!」くらいでちょうどいい。自ら学び、行動する先生が生徒たちに刺激を与え、生徒自身の学びからまた先生も刺激を受けるというシナジーを起こしたいです。 この船がどこにたどり着くのか全くわからないけれど、航海がはじまっているような感覚です。ゴールもありませんし、今、決まっていることもほとんどありません。ただ、何かが起こる可能性は大いにあり、この学校から日本の教育を変えていく、そんな気概を持つ人が集っています。そのような人たちとともに、新たな学びの場を今まさに創っている最中ですが、この航海のプロセスを楽しめる人に来てもらいたいですね。みんなに舵をとってもらいたいし、そういう方々と旅の景色を楽しみたいです。一緒に大海原に乗り出しましょう。私も一緒に船を漕ぎますが行先は一つではありません、行きたい場所にそれぞれが行けばいいと思っていますし、先生方それぞれが、ご自身のキャプテンシップを発揮してほしいと願っています。

BENEFITS 福利厚生

住居手当

住居手当あり(規定支給)

通勤手当

通勤・交通に必要な経費を負担します。

扶養手当

扶養手当あり。

FAQ よくある質問

勤務開始日はいつになりますか?
応募者それぞれの状況や希望に応じて、調整させていただきます。今年度中の勤務開始もありますし、来年4月以降の勤務も可能です。まずはお問合せ・ご相談ください。
応募資格を教えて下さい。担当教科は何でもよいのでしょうか?
教員免許をお持ちの方で教師としての勤務経験がある方を求めています。担当教科は体育以外を募集しています。
副業・兼業は可能ですか?
一部規程はありますが、柔軟に対応させていただきます。
遠隔地からのリモート勤務は可能ですか?
今回は、今治に居住することが前提となります。生徒も全国から今治に集まります。教職員の皆さんも今治に暮らし、今治の地域資源を体感していただきます。
優遇される資格や経験などはありますか?
教務主任経験がある方を積極的に募集しています。
AI教材等を活用した経験がなくても大丈夫ですか?
授業での活用に向けて、共に学んでいただければ問題ありません。